シンプルでゆるやか・どこか土の匂いのする懐かしさ

オリジナル性を考え、ハートの優しさに触れたい。

そんな思いで制作を続けてきました。

よろしくお願いします。

ありがと。


三匹の猫との想い出

私は結構長いことネコと暮らしている、

それほど好きというのではないのですが、。

子供が小さかったときは子供の友達として

飼う事になり、母親と子ネコ(メス)の二匹

との暮らしは長くつづいた。

数年の間をおいてつぎつぎと我家にネコたちは

住み着くことになる。

それぞれのドラマを抱えエサを食べにやってきた。アンマ、ミカエルは兄弟で兄のアンマは弟想いで賢かった。その間で迎えるのは常駐する

オスのジェントリーだった。部屋育ちだったであろう彼はいつか体が大きくなり、飼い主と車でやって来て、置き去りにされた。げっそりやせ細った頃

この家の軒下を住処とした。

アンマたちが旅立った後、少ししてジュリアーノは

子猫たちと友達になっていた。3月11日の少し前

ごろ、とても体の小さな母ネコが近くの藪で4匹の

かわいい子を産んでいた。毎日のように連れ立って軒下の餌場にやってくる。母ネコの兄弟ネコの

チビタはいつもそれらを見守ってついていた。

母ネコは意外とすぐに姿が見えなくなって、自身はそこそこに4匹のことで大変だったので亡くなったのかもしれない。チビタも4匹がしっかりしてきた頃、あえなく亡くなってしまった。

私が飼ってたわけでないのでわからないが、軒下の餌場は賑やかだった。

二年ほど前、その内の一匹が戸口で倒れていたので手当てをした。かなり衰弱していたので、病院へ行き元気になった。名前をサムソンという。

このサムちゃんが弟のオリェを連れてきたので

一緒に住むことになった。あとの子猫二匹は何処となく行った。

お父さん役のジュリアーノは寛大なネコで私は尊敬している。またサムちゃんも弟想いで感心だ。

オリェは今でも無垢なネコでみんなの心を和ませている。

三匹の存在は私の暮らしに大きく入っていて、

そんな風に毎日を過ごしている。